「Container Build Meetup #02」に行ってきた #container_build

「Container Build Meetup」に参加してきました。

Container Build Meetup #2 - connpass

タイムテーブル

分刻みですね。
なお開始時点で「予定のタイトルでしゃべる人は 1 名」でした。
また順番の入れ替わりもあり、さすが皆さん普段からコンテナをビルドしているだけあって動きが軽量で柔軟ですね!


時間 タイトル スピーカー
19:30 開場 & 誰かの大事なドッカーイメージかもって思ったら、私が嫌いだからって捨てることはできないよ @toricls
19:45 環境差異を吸収するために Docker image の工夫について(仮) @Spring_MT
20:15 kaniko について(仮) @sakajunquality
20:45 5-min break
20:50 役に立たなそうな LT1 Dockerfile の条件分岐 @po3rin
20:55 役に立たなそうな LT2 dockerignore の話 @orisano
21:00 そうでもない LT 「軽く」コンテナで色々試す @kaedemalu
21:05 Japan Container Days で作った公式デモアプリの Dockerfile について(仮) @inductor

テーブル見にくくてすみません、CSS の問題です

Session 0

「誰かの大事なドッカーイメージかもって思ったら、私が嫌いだからって捨てることはできないよ」 / @toricls san

セッションタイトルの元ネタは未履修です。

応募時のアンケートなどが紹介されました。
「好きなコマンド(?)」では docker system prune などが挙がっていました。

「コンテナビルドが捗る音楽(?)」では「君が代」などが挙がっていました、どういうアレンジを聴いておられるのか興味があります。

connpass のアンケートって回答後確認できないので設問は記憶頼みで書いてます

なるほどイベントの濃い雰囲気が醸し出されて良いアイスブレイクですね、違うものがブレイクされた可能性がありますが 😇

Session 1

「環境差異を吸収するために Docker image の工夫について(仮)」 / @Spring_MT san

開発,QA,ステージング,本番各環境で、どう同一性を担保するか、データや設定値の取り回しなどが参考になりました。

私が扱っている機械学習領域だと、加えて機械学習フレームワークのバージョンやモデルの取り回しなども加わってくるので伺った内容を参考に工夫していきたいところです。

Session 2

「kaniko について(仮)」 / @sakajunquality san

“Docker in Docker"問題はどうしても遭遇してしまうので Docker デーモンに依存せずイメージをビルドできる Kaniko のようなツールがありがたいシチュエーションはしばしばあります。
BuildKit についても触れてくださりこのような課題に対応する上で参考になりそうです。

LT 1

「Dockerfile の条件分岐」 / @po3rin san

「話そうと思っていた内容を Qiita に書いたらバズってネタバレしてしまった」ためタイトルが変わったそうです。

1 つの Dockerfile だけで Go の開発環境(ホットリロード)と本番環境(マルチステージビルド)を記述する - Qiita

タイトルが変わるにも色々な事情がありますね。

そんなわけで誰しも使うことがあるかもしれない Docker の AST(抽象構文木)と LLB(中間ビルドフォーマット)について話してくださいました。
もし Dockerfile の linter を作る必要に迫られたら活用させていただこうと思います。

LT 2

「dockerignore の話」 / @orisano san

書かないと危険だし遅いし、書き方によっても遅いし、なかなか悩ましい dockerignore のお話でした。

おすすめワンライナーも紹介されていました。
次回アンケートで人気になるかもしれないですね 😇

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LT 3

「『軽く』コンテナで色々試す」 / @kaedemalu san

資料は後日公開されるようです。

機械学習用コンテナのお話だったのですが、イメージサイズが膨らむのはやはり皆さん共通の悩みのようです。
私もまさに今週 TensorFlow コンテナのビルドをしていてイメージサイズやバージョニングに悩んでいたところでした。

次回のイベントはこの辺りの話題が増えそうなので楽しみにしています。

Session 3

「Japan Container Days で作った公式デモアプリの Dockerfile について(仮)」 / @inductor san

タイトル変わって「Dockerfile のベストプラクティス」について話してくださいました。

私もリファクタリングが必要な Dockerfile をいくつか抱えているので BuildKit 時代に合わせて安全に軽く綺麗にしていきたいところです。

会場について

趣のある素敵な会場でした。

手元でとったメモが五月雨すぎてまったく文章にできていないのですが、皆さまが公開してくださった資料を振り返りながら、次回の会場を楽しみにしながら、日々コンテナビルド生活に勤しもうと思います。